アスペルガー症候群の治療

アスペルガー症候群そのもの治療はできないが、二次障害などのつらい症状は治療で改善できる。

1.現段階では二次障害の治療が中心となる

遺伝子や脳内ホルモンの研究は進んでいるが、アスペルガー症候群そのものの治療はまだ存在しない。

アスペルガー症候群が元に起きている二次障害を薬物治療で改善することに重点が置かれている。

ADHD合併の場合は、薬物治療で多動性、衝動性、不注意が改善できることもある。

2.環境調整や周囲の支援も必要

アスペルガー症候群による生きにくさの改善には環境調整やデイケアでの社会的行動学習も必要。

周囲の人がアスペルガー症候群を正しく理解し適切な支援を行う事が重要で、二次障害を防ぐ事ができる。

3.二次障害にはできるだけ早い対応が必要

アスペルガー症候群では二次障害の発症が多く、時間と共に悪化するので、早急な対応が必要。

合併症状に対し治療も必要で、薬物治療、カウンセリング、認知行動療法もある。

 

アスペルガー症候群に関連する症状に用いられる薬

抗うつ剤
気分の落ち込み、不眠、食欲不振の改善、不安や焦りの消失、他動性や衝動性にも効果的。うつ病、強迫性障害、パニック障害などにはSSRI(選択的セロトニン再取込み)が効果的。

気分の落ち込み、睡眠障害、強い不安、二次障害としてうつ病や強迫性障害ある時に使用する。

抗精神病薬
統合失調症やそう病に使われ、精神的興奮、強い不安、焦燥感を和らげ、不眠を改善する。

興奮が強い時や睡眠導入剤や抗うつ剤では不眠が解消されない時に使う。

気分安定薬
うつ状態とそう状態を繰返す双極性障害(躁うつ病)の治療に使われる薬。

気分の波が激しい時に使う。

睡眠導入剤
作用時間の長さ等により様々な種類があり、睡眠障害のタイプに応じて使い分ける。

睡眠障害がある時に使う。

抗てんかん薬
てんかん治療に用いられ、神経細胞の異常興奮を抑えて発作を防ぐ。気分安定作用を持つ。

てんかんの合併症状がある時に使う。

 

※頭痛、腹痛、下痢等の身体症状には症状抑制薬が必要。摂食障害や依存症にはカウンセリングが必要となる。

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